クリスマスにスノーマンや雪だるま?切ない気持ちになるのはなぜ?
雪だるまと、スノーマンの気になることを調べたのがこの記事です。
どちらも雪で作るのですが、今ではいろんな素材でできた飾りもありますので、クリスマスシーズンになると、よく見かけます。
- でも、クリスマスと雪だるまやスノーマンは本来関係ないのでは?
- 雪だるまとスノーマンの違い?
- スノーマンのお話や歌。
こんなことなどをご紹介します。
クリスマスに雪だるまやスノーマン?
クリスマスは、キリスト生誕を祝う日で、サンタやクリスマスツリーはちゃんと理由があるんですけど、雪だるまやスノーマンは関係ないじゃない?って、思ったりしませんか?
この記事の最初の画像でも、スノーマン、サンタ・スヌーピー、サンタが並んでいます。
もはや、好きな飾りを並べて楽しむのが現代のクリスマス!
なので、気にしなければいいんですけど。
なにか関連があるのかな?ってことで
検索してクリスマスとスノーマンを調べていくと・・・
調べていくと!!
↓この通り。雪だるまがサンタ帽子。
すっかりクリスマスのアイテムの一つになっています。
雪だるまやスノーマンは、クリスマスに溶け込んでます。
クリスマス飾りには、雪だるまやスノーマンが似合ってる。
という事がわかりました。
地球の北半球では、クリスマスシーズンに雪が降るので、時期が重なっているからでしょうか?
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スノーマン(Snow man)
海外のスノーマンは、顔・胴体・足の3つの部分を表しているので、3段重ねが多いです。
日本と同じ2段のものもあります。
Snow manだから、雪男ですね。
↓3段重ね、いかにも手作りスノーマン。なんか頭が寂しいですね。
スノーマンは、古いところで、1380年の本に記録があるそうですよ。
1511年の木版画↓がウィキペディアに載ってました。
↑これを見ると、2段重ねで胴体が長いこけしみたいですね。
スノーマンを囲んで踊ってます
人々の後ろの方には、小さく見える3段重ねのスノーマンもありますよ。
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雪だるま(日本)
雪の玉を2段重ねて作ります。
なんで「だるま」なんでしょう?
だるまって言ったらこれですよね↓
全然似てないですね!
でも、どうやら、雪だるまって江戸時代にはあったようなんです。
江戸時代の浮世絵師、歌川広重の「廿二御蔵前の雪」に雪だるまがあります。
まさしく、だるまの形です。
雪で作っただるまが雪だるま!
お腹の上にお供え物が!
なにか縁起物なのかな?
でも今は、こんな形じゃありませんよね。
ただ、2段重ねのルーツではあるような気がします。
だるまって?
↓だるまってこれですが、目が白かったり黒かったりします。
願い事をするときに右目を書いて「開眼(かいげん)」、願いがかなったら左目も書き込んでお寺へ持っていって供養します。願いが叶わなかったら、それでもお寺にお返しして、同じ大きさのものを買って、またお願いします。1年で交換する縁起物なんです。
有名なのが、群馬県高崎市にある、「少林山達磨寺」のだるま市、200年も続いているそうです。
実は「だるま」は達磨大師が座禅をしている様子なんですね。
インド人仏教僧で中国禅宗の開祖が「達磨大師(だるまたいし)」となっています。
その座禅姿が、現在のだるまの元となったんですね。
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The Snowman
イギリスのアニメーション映画で、レイモンド・ブリッグズの文字がない絵本が原作です。
毎年クリスマスになると放送されます。
↓日本でも有名ですので、ご存知の方も多いと思います。
大人が見ても、泣けて来るそうですよ!切ない気持ちになります。
↓2012年には、続編の「The Snowman and The Snow dog」が作られています。
雪だるま・スノーマンの作り方
↓雪だるまの作り方。ほっこりします。
↓スノーマンの作り方。やたらとハイテンション!
フロスティ・ザ・スノーマン(Frosty the Snow Man)
有名なクリスマスソングです。1950年
日本語で言えば、「雪だるまのフロスティ」
この歌の中で、フロスティはスノーマンの名前なんです。
普通の意味でフロスティ(frosty)なら、「霜や、凍るような寒い」ですので、そんなところからつけた名前なんでしょうね。
クリスマスの時期に流れるので、クリスマスソングとなっているのですが、原作はクリスマスの歌詞ではないんだそうです。
子どもたちが、魔法のシルクハットをスノーマンにかぶせたら動き出したお話です。
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まとめ
↓雪だるまやスノーマンはクリスマスシーズンやWinter Holidayに飾られるもの。
作るのも楽しく、変な顔や形になって、でも達成感もある。
でも、雪で作ったものは、消えてしまいます。
最後に切ない気持ちになります。
太陽が溶かして消えていく無常観(全てのものは移り変わり、いつまでも同じものはない)を身近に感じられるのも雪だるまですね。