御霊前の金額は偶数はダメってなぜ?ふさわしい金額と相場とは?
お葬式に必要なのが香典ですが、その御霊前に包むお金って悩めます。
ただ金額を決めればいいというのではないんです。
金額の相場もありますし、えっ?と思うような風習もあったりで、知らなかった!ってなります。
ここでは、お葬式の香典である御霊前に包む、お金についてご紹介します。
この記事を読めば、安心して御霊前を用意できます。
御霊前のお金(お札)の風習
香典には、お札を包みますが、マナーとされていることが、いくつもあります。
偶数はダメ
偶数は割り切れるので、故人との縁が「切れる」ということを連想させるため避けます。
なんだか、語呂合わせみたいですけれども、結婚式でも同じような対応になっています。
四や九はダメ
四は死、九は奇数ですけど、苦しむに通じると言われ、これも避けます。お札の枚数ではなく金額のことです。
新札はダメ
- 新札は、「故人の不幸を準備していたみたいに思われる」のでよくない。
- 古いお札を使うのは「ご遺族に新たな不幸が来ないように願う」という意味。
新札ではない、比較的きれいなお札がベスト。新札しかない場合、一度折り目をつける。(しわしわのお札は、いいかげんなイメージになるので避けます)
お札を表にしてはダメ
お札を香典袋に入れるときは、裏にします。「お悔やみですので「顔」を伏せるということから裏にすると言われています」。お札に人物が印刷されている側が表ですので、香典袋の表書きを上にして置いた時に、入っているお札が裏になるような向きです。
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1000円札複数枚はよくない?
1万円を包む例だと
- 1万円 を 1枚
- 5000円 を 2枚
- 1000円 を 10枚
- 5000円 を 1枚 と 1000円 を 5枚
こんな組み合わせが考えられます。
どれでも1万円ですが、両替して1万円札にして香典袋に包むのがマナーとなっています。
実際のお葬式では、複数の香典が集まりますので、会計係の手間と間違えをなくす目的で枚数を少なくします。
ですが、法要と違い通夜や葬儀では、急な場合が多く、用意できない場合はそのままでも構わないとされているようです。
職場などで、多くの人から集め、連名で用意する場合は、どうしてもお札はバラバラになります。この場合でも、できるだけ1万円札に両替しましょう。
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御霊前のお金(お札)の相場、いくら包む?
故人との関係や、年齢で香典額の相場が変わってきます。でも、なにか目安がないと決めるにしても難しいですよね。
金額はとにかく多ければ良いはず・・・と思いがちですが、そうとも限らないのです。香典のお返しなどで困ってしまうような高額は避けましょう。
ここでは、全国の葬儀受注No.1の葬儀会社が紹介しているお香典の相場を添付します。
[出典:小さなお葬式]
親族の場合
これ以外の親族の場合、1~3万円が相場になります。
友人・知人の場合
故人とのお付き合いの状況によっては金額は違ってきます。
職場の場合
職場など、一人ひとりが小額で連名で香典を用意する場合は、「香典返しは辞退する旨」記入しておくと親切です。
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