供花のお返しと時期※礼状の例文と書き方※品物や金額はどうする?
お葬式(葬儀)は、非日常でわからないことが多く、急なことなので大慌てですよね!
香典返しは当日に済みますが、供花のお礼状はどうしても後日になってしまいます。
供花のお返しの時期と、お礼状についての実際をご紹介します。
供花のお返し、時期は?
従来より、香典返しは、忌明け(四十九日)以降に直接お渡しするか、送るのが一般的でした。最近は、お通夜やお葬式(葬儀・告別式)当日にお返しをする「当日返し(即日返し)」が主流になっています。
関東・東北地方では一般的になっている「当日返し」、いまでは、地域や宗教にかかわらず、増えているようです。
香典返しは、予め葬儀社と話し合って決めておけば、用意しておいてもらえます。香典に対するお礼状も一緒に準備してもらえます。
ですが、供花については、◯◯兄弟一同、親族一同、◯◯◯部一同、など個人名だけでない場合が多く、さらに、斎場に直接依頼が来ることがほとんどです。参列なしで供花だけの人もいれば、参列も供花もという人もいます。
そうなると、予め供花の「お礼状」を用意するのが難しくなってきます。香典返しがお通夜やお葬式当日に済んだとしても、供花のお礼は後日になってしまいます。
忌明け(四十九日)を待たずに、お礼状を送ったほうが、良いでしょう。
特に、供花のみで参列しない人にとって、ちゃんと供花が届いたのか心配なものです。ですので、お礼状が早く届けば無事に届いたことの報告にもなるのです。
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供花のお返し、お礼状の文例と書き方
供花のお礼状は、
- 供花への御礼の言葉
- お葬式を無事終えたことの報告
- 相手の健康を願う言葉
- 日付、住所、名前
を書きます。
○○◯◯の葬儀の折には 立派な供花を賜わりまして誠にありがとうございました
謹んでお受けいたし霊前に飾らせていただきました
○○◯◯の最後を美しい花で飾って下さいましたご芳情に心よりお礼申し上げます
お陰様をもちまして葬儀も滞りなく終えさせて頂きました
格別なご高配につきまして重ねて厚く御礼申し上げます
末筆ながら幾久しいご健康とご多幸をお祈り申し上げます
敬 白
令和○○年〇月〇日
住所
喪主 ○○ ○○
会社の有志による連名の場合は全員にお礼状を送る
連名の場合は、代表者ではなく、全員分の「お礼状」を用意します。
会社の代表者の場合
会社の福利厚生を目的として会社から代表して供花が届いている場合は、品物はお返ししません。社長と頻繁にお会いできるような職場であれば、直接お礼を言います。
大規模な会社で、社長と直接の接点がない場合などは、直接の上司か部署の上長にお礼を言います。なぜなら、実際の供花の手配の指示を出しているのがこの人の場合が多いからです。多くの組織では、このような対応になっている場合が多いと思います。
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供花のお返し、品物や金額はどうする?
従来は、参列なしで供花だけを送ってくださった方には「お礼状」だけで良いとされていました。ですが、最近はこのような場合でも、お礼状とともに「お返しの品」を送ることが一般的になってきました。
会社関係などで連名で供花を頂いた場合、お返しは小分けできるお菓子などが適しています。供花の金額の3~5割り程度の消え物を選びます。
お返しの物品には熨斗(のし)をかけます。不祝儀ですので、熨斗ではなく、本来は「掛け紙」ですが、便宜上、のし紙と言います。
表書きには、「志(こころざし)」と書き、送り主の名前を書きます。
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