フリーランスエンジニアが稼ぐ手順と一年目~生活安定までの期間は?
フリーランスエンジニアに興味があるけど、どうやって稼ぐんだろう?
わかりやすい手順とかあるんだったら知りたいな~。
この記事は、これからフリーランスエンジニアを目指す人向けに稼ぎ方を説明したものです。
- フリーランスエンジニアと会社員の違い
- フリーランスエンジニアが稼ぐ手順
- 独立1年目~生活安定までの期間
フリーランスエンジニアと会社員、稼ぎ方の違い
フリーランスエンジニアになった!
やっと自由な時間が持てる!
これ大間違い。
フリーランスエンジニアになりたては大忙しなのがちょうどいい。
だって暇だったら、収入ないです。
会社員との大きな違い、仕事サボったら負けです。
フリーランス=雇われてない、仕事ごとに契約
会社員=雇われて使われる人
全く違います。
ですので、仕事ができない人がフリーランスになったら収入激減でおわりです。
↓向き不向きがあるので自分がどうなのか判定してください。
会社員は組織で仕事をする
フリーランスは個人で仕事をする
フリーランスは仕事案件を受注するところから始めます。自分の裁量で決められるのがフリーランスのいいところです。
「半年働いて、残りの半年は海外旅行する」なんてことも可能。
会社員だったらありえない。
フリーランスエンジニアが稼ぐ手順
エンジニアをやっていてフリーランスになる人を想定しています。
もしも未経験から目指すのでしたら↓こちらを御覧ください。
フリーランスエンジニアが稼ぐ手順3ステップ
- フリーランス向け求人サイトから仕事案件を受注
- 自分で営業して受注
- 信頼構築と「脱・求人サイト」
1、フリーランス向け求人サイトから仕事案件を受注
フリーランスエンジニアになったら仕事案件を自分で受注しないといけません。
でもいきなり営業なんてできないですよね。
それでも心配ないのがフリーランス向けの求人サイトです。
今では、フリーランス向けの求人サイトに登録しておけば仕事案件が流れてきます。
無料で登録でき便利なのが「フリーランスの求人サイトを選ぶ!仕事をするのに登録すべき6選とは?」でまとめてありますので御覧ください。
登録して流れてくる案件を確認すると自分の市場価値がわかります。
それと、フリーランスエンジニアになった人ってどんなタイミングでなってるのかな?
こんなことが知りたいですよね。
なんとなく~っていう人もいるみたいです。
でも、ちゃんと準備してからなったほうがいいです。
フリーランスになってから仕事を探すのだと、最初がつらすぎるので準備は大切。
その辺りのことを、「フリーランスエンジニアが独立するのにおすすめなタイミングとは?」で説明してますので御覧ください。
要は、準備期間に練習して「いけるかも」って感触を得てからフリーランスになるのが安全。
2、自分で営業して受注
求人サイトの仕事案件に慣れてきたら、自分で営業します。
え~っ! なんで営業?
営業なんてできないから求人サイトつかってるのに。
こんなふうに思いましたか?
「求人サイトって10数%マージンが取られるんですよ」
フリーランスになりたてで仕事案件がないなら求人サイトを利用するのが便利ですし助かります。でも、ずっとそれを繰り返してたのではもったいない。
求人サイトを利用するのはフリーランスエンジニアの入り口であって、そこから先があるんです。
どんな営業するの?
安心してください、フリーランスエンジニアの営業って「飛び込みでものを売るような営業とは違います」。
営業して自分で直接受注すれば、マージンを取られることもありません。
フリーランスエンジニアをしていると、同業の知人が自然と増えていきます。
その知人からのコネで案件を紹介してもらったり、案件が完了した依頼主のコネで案件が受注できたりします。
ですので、ある程度の人脈を構築することが「営業」になるのです。
「付き合い」って苦手。
こんなふうに思うかもしれませんが、会社の営業みたいな接待をするわけではないです。
ブログなどに自分のスキルや仕事経験などを「ポートフィリオ」としてまとめておいて、「私もブログ発信していますので良かったら見てください」って知り合った人に自分を紹介します。
仕事案件を依頼してくれる可能性がある人向けの「プロモーション」資料。
あまり期待しないでおいたほうがいいのですが、知り合いの知り合いが話題にしてくれるかもしれないですよ。
ブログの内容は、しっかりしたものにしておくほうが印象がいいです。
話が発展してあらぬ方向から仕事が舞い込んだりする可能性があります。
↓失敗しないブログのコツ
3、信頼構築と「脱・求人サイト」
フリーランスエンジニアの目指すべきところは、安定受注です。
求人サイトの案件あれこれをこなすだけでは安定が得られません。
繰り返し案件を出してくれるクライアント(お得意様)を数本持つことが収入の安定に繋がります。
そのために、仕事案件をこなしながら信頼の構築をします。
信頼関係って何?
「また○○さんにお願いしよう」って思っていただけるような関係になること。
「信頼構築って難しそう」って思いましたか?
簡単ではないですけど、「普通のこと + ちょっとした気遣い」でOK。
- 依頼しやすい人柄
- 簡単な説明で仕事が進められる
- 納期がしっかりしてる
- 気が利く
- もっと良い案を提案する(依頼主のメンツをキープしながら)
- コミュニケーションの対応がスピーディ
こんなことを気にしていると自然と信頼関係が構築されます。
逆に、こんなことを気にしていないと仕事がなくなっていくとも言えます。(怖いです)
番外編:辞める前の会社から受注
実は、フリーランスエンジニアの仕事案件を、辞める前に勤めていたから受注するケースって多いんです。
これができれば、独立直後に仕事がない!って慌てる心配がありません。
会社側も仕事内容がわかっている人がそのままやってくれるので安心して発注できます。
フリーランスエンジニアとしては、安定した受注先が最初からあるとないでは安心感が全く違います。
これを実現するためには、会社員として働いている間に「いなくては困る」存在になっている必要があります。
そんな人になっていれば、辞める前に「仕事を回してもらえる交渉」ができるのです。
独立1年目~生活安定までの期間
すでに説明した「フリーランスエンジニアが稼ぐ手順3ステップ」
- フリーランス向け求人サイトから仕事案件を受注
- 自分で営業して受注
- 信頼構築と「脱・求人サイト」
を順番に行っていくと1年ではムリで、2年程度かかるのが普通です。
それまでは、生活費のレベルを下げておくべき。
生活費のプレッシャーが大きいと、精神がやられます。
そういう意味でも実家にいて「無収入でも食べてくこと」に不安がない人以外は、最低1年くらい食べられる準備をしてからをおすすめします。
心に余裕があると「安案件」に手を出さずに済みます。
信頼構築ができて仕事案件が増えてきたら自然と収入も安定していきます。
仕事がたくさんあるフリーランスエンジニアの共通点をフリーランスエンジニアの仕事探しは甘くない!案件の現実【希望あり】で説明してますので、御覧ください。
簡単に言うと
- 依頼主と信頼関係がある
- 行動力がある
- コミュニケーション力がある
です。
まとめ:フリーランスエンジニアが稼ぐ手順と一年目~生活安定までの期間は?
※フリーランスエンジニアが稼ぐ手順3ステップ
- フリーランス向け求人サイトから仕事案件を受注
- 自分で営業して受注
- 信頼構築と「脱・求人サイト」
※フリーランス1年目は生活費のレベルを下げておくべき
※実家住み以外でフリーランスになるには最低1年くらい食べられる準備をしてから
※フリーランスエンジニアが目指すのは「お得意様を数本持つ」レベル
※フリーランスエンジニアが生活安定まで2年かかる。
フリーランスエンジニアは稼げるんですが、最初からいきなり安定しているわけではありません。
目指すべき「お得意様を数本持つ」レベルまで少しづつ進んでいきましょう。
それではまた。
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