【退職時の有給消化ができない?】拒否と権利の解決策!買取はあり?
退職時の有給消化ができない・・・

損したくない~
この記事では、『有給休暇を知る』、『退職時に有給消化ができるのか、できないときの対策』をお伝えします。
こんな人に向けて書いています。
- 有給休暇が残っていて退職しようとしている人
- 退職時、有給休暇が消化できるのか知りたい人人
- みんなどうしているのかな?
最後まで読むと、「退職時に有給消化」のことで損しなくなります。
『退職』関連記事リンク 合わせて読みたい
※退職届・退職願・辞表ダウンロード
⇒【退職届・退職願・辞表ダウンロード】テンプレートと正しい書き方!
※自己都合退職、会社都合退職
⇒【自己都合退職とは】失業保険に不利?知らないと損する『都合の違い』って?
⇒【会社都合退職とは】失業保険に有利?知らないと損する『都合の違い』って?
※退職後の失業保険
⇒【失業保険の金額計算】月額・期間・上限・会社/自己都合の違い!
※退職理由の伝え方
⇒【退職理由・例文あり】伝え方と切り出し方!納得せざるを得ない上司!
⇒【退職の切り出し方】上司に断られないタイミングと伝え方!勇気いる~
⇒【試用期間中の退職】理由と伝え方!転職の履歴書にはなんて書く・・・
※退職と退社の違い
⇒【履歴書の書き方・退職と退社の違い】正しい使い分けは簡単なの?
※退職時の返却物・受け取る書類
⇒【転職時の書類リスト】退職時の返却物と入社で提出が必要な手続きとは
⇒【源泉徴収票・もらえない場合】退職後いつもらえる?確定申告に必要
⇒【退職時・離職票とは】発行していつ届く?退職証明書とは違うの?
※退職時のボーナス・有給消化
⇒【退職時の有給消化ができない?】拒否と権利の解決策!買取はあり?
⇒【退職時ボーナスと有給】もらうには?減額や返すことってあるの?
※退職後の保険証&健康保険
⇒【保険証は退職後使えない・返却は郵送】切り替え期間中はどうする・・・
⇒【退職後の健康保険】扶養や任意継続ってなに?手続きは4パターン!
※退職後の手続き
⇒【退職後の国民年金は14日以内に手続きって?】忘れるとどうなる?
⇒【退職後・住民税手続き】支払いは3つの徴収で!高い納付書が・・・
⇒【退職後の確定拠出年金はどうする?】手続き忘れは損!期限は6ヶ月
⇒【退職後・確定申告のやり方】必要・不要な人?損する前に還付金を取り戻そう
※それぞれの退職 知っておきたいこと
⇒【試用期間中に退職⇒転職】仕事を辞める前に知るメリット・デメリット
⇒【産休・育休後に退職】損しないために知っておきたいこと・・・
⇒【パワハラで退職】辞めて転職する前に知るべき対抗策と手続きとは?
⇒【結婚して仕事辞めたい】いいこと・悪いことは?退職して転職もあり・・・
※退職までの期間
⇒【退職までの期間】法律では2週間だけど就業規則1ヶ月を優先なの?
⇒【契約社員・途中退職できる?】勤続1年を境に退職条件が変わる・・・
※退職引き止め
⇒【退職引き止め】しつこい!断り方・対処法※慰留ハラスメントなの?
⇒【退職代行】サービスのおすすめ人気業者と最安料金!決めるなら・・・
⇒【ブラック企業・辞める方法】5ステップで脱出!引き止めは無視でOK
目次
『有給休暇を知る』働き方改革で有給消化のルールが変わる!
これまで有給休暇は、社員が申し出て取得していました。
「働き方改革」2019年4月1日施行後からは:
年10日以上の有休を付与する社員には、1年以内に最低5日間の有休を取得させることが企業の義務となりました。
罰則:6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金
労働者の権利であった有休が実際には取得しづらい実情があったからこんな『へんてこ』な義務ができたんですね。
本来なら、『有休をすべて消化する義務』にすべきです。
有給休暇って取得する権利があるのに、言い出しづらい雰囲気が作り出され取得しづらい状況が続いています。
これからは、最低の5日は取れそうですね。
権利があるのに、義務化された「5日しか取りにくい」。
5日を超えて取得しようとすると「なぜかプレッシャー」を感じながらになりそうですね。
↓働き方改革でルールが変わる!下の記事で詳しく説明してます。
『有給休暇を知る』労働基準法で有給休暇は労働者の権利です!
有給休暇、略して『有休』は、会社を休んでも給料が出る休みです。
労働基準法という法律で決まっています。
有給休暇の条件と付与日数
有給休暇付与の条件
- 入社から6か月以上
- 8割以上の出勤(自分の出勤日とされている日の8割以上)
付与される日数は勤続年数が増えていくと増加し、最高20日まで増えます。
勤続年数 | 付与される有給休暇の日数 |
6ヶ月 | 10日 |
1年6ヶ月 | 11日 |
2年6ヶ月 | 12日 |
3年6ヶ月 | 14日 |
4年6ヶ月 | 16日 |
5年6ヶ月 | 18日 |
6年6ヶ月以上 | 20日 |
これは法律で決められた日数なので、会社によっては独自に増やすことも可能なんです。
今、自分の有休はどのくらいあるのかな?って思ったら、給料明細を見てください。
多くの会社では給料明細に有休残を記入しています。給与明細のフォーマットによっては記載されてない会社もありますので、その場合は担当部署に問い合わせが必要です。
有給休暇は2年で時効
消化しきれない有休は次の年に持ち越しできます。
ですが、持ち越せるのは付与された次の年までで、2年は持ち越せません。
ですので、有休は計画的に消化していきましょう。
パートやアルバイトも有休はある!
有給休暇はパート、アルバイト、契約社員、派遣社員も取得する権利があります。
働く日数、時間が少ないと付与される日数が少なくなります。
今月の人気転職エージェントランキング
- doda(デューダ)
非公開求人を含む10万件の求人数と、業界No.2の転職支援実績あり
※80%が狙い目の非公開求人。20代・30代におすすめの転職エージェント
https://doda.jp/
- リクルートエージェント
業界No.1の25万件以上の求人数と、業界No.1の転職実績
※80%が「非公開求人」で、優良なIT・WEB系の求人も多数。
https://www.r-agent.com/
- マイナビエージェント
大手で定番の転職エージェント
※約80%が非公開求人。20〜30代に転職サポートに強い!
https://mynavi-agent.jp/
パソナキャリア
大手で女性に寄り添った転職支援が特長、転職後の年収アップ率が67.1%
※約6,000件の公開案件・約15,000件の非公開求人
https://www.pasonacareer.jp/
- ビズリーチ
年収600万以上の人向け、8割以上がスカウトからの転職者
※管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化
https://www.bizreach.jp/
退職時の有給消化
有給休暇の説明はこれくらいにして『退職時の有給消化』の説明に入ります!
退職時の『有給休暇は消化できない』のでしょうか?
有休は労働者の権利なので、退職時に残っている分を一気に消化することも可能です。
でも、退職を申し出て有休が40日(去年分も含めて)残っているので明日から出勤しませんっていうわけには行かないですよね。円満退社を望むなら。
引き継ぎや、書類などの手続きもありますので、会社側としてもいきなり明日から出勤しないって言われても困ります。
有給消化は計画的に!
退職することに決めもしも、有休がたくさん残っているなら、転職活動の途中から計画的に有休消化を始めましょう。
転職活動も有休があれば、余裕が出ますよね。
ある意味、取得しづらかった有休も、辞めてしまう会社なので遠慮や評価を気にする必要がなくなることから思い切って取得を申し出ることが出来るのでは?
退職時に有給消化ができない時の対策
退職する時に有休の残りをすべて消化するのがベストなんですが、法律で決まっているにも関わらず上司が了承しないことがあります。
そんな時に対策をお伝えします。
直属の上司が有給消化を拒否した場合の対策
通常、有休の取得は直属の上司に申し出るか、会社によっては有休の申請書に記入し上司の了承を得て会社内に提出するパターンです。
もしも退職時の有給消化を直属の上司が了承しない場合、さらにその上の上司、人事、総務などの部署に相談するとOKになることが多いと思います。
社内で拒否されてしまうのなら
社内のどこに相談しても退職時の有給消化を認めてくれないなら、『労働基準監督署』に相談しましょう。
有休は労働者の権利ですので『労働基準法違反』になります。相談すれば、対応してくれます。
↓退職代行サービスで解決する方法もあります。下の記事で詳細を説明してますのでご覧ください。
『退職時の有給休暇』 Q&A
みんなが気になっている疑問を紹介します。
Q.消化しきれない有給休暇は買取ってもらえるの?
有休の買取価格は、決まりもありません。給与の日割り等が考えられます。
Q.有給消化中のボーナスはどうなるの?
ボーナスの支給は法律で決まっているわけではありませんので、会社の就業規則を良く確認する必要ありです。
↓気になる退職時のボーナス、下の記事で損しないもらい方を詳しく説明してますので、御覧くださいね。
Q.有給消化中に新しい仕事を始められる?
二重に仕事をしても、法律では問題ありませんが、会社が禁止している場合はダメです。
それと、保険などの手続きが面倒なので、できればやめておいたほうがいいです。
退職前に上手に有給消化しよう!
有給休暇は労働者の権利で、取得できることは『労働基準法』で決められています。
ですので、退職時にすべて消化しましょう。
実際には、引き継ぎ期間も必要なので退職を決断したなら予め計画的に有休の残りを消化していきましょう。
↓退職までに有休を消化したい人は下の記事も参考になると思います。退職までに必要な期間を詳しく説明しています。
↓転職先がまだ決まってない人は、下の記事を参考に!ベストな転職のやり方を解説してます。
今月の人気転職エージェントランキング
- doda(デューダ)
非公開求人を含む10万件の求人数と、業界No.2の転職支援実績あり
※80%が狙い目の非公開求人。20代・30代におすすめの転職エージェント
https://doda.jp/
- リクルートエージェント
業界No.1の25万件以上の求人数と、業界No.1の転職実績
※80%が「非公開求人」で、優良なIT・WEB系の求人も多数。
https://www.r-agent.com/
- マイナビエージェント
大手で定番の転職エージェント
※約80%が非公開求人。20〜30代に転職サポートに強い!
https://mynavi-agent.jp/
パソナキャリア
大手で女性に寄り添った転職支援が特長、転職後の年収アップ率が67.1%
※約6,000件の公開案件・約15,000件の非公開求人
https://www.pasonacareer.jp/
- ビズリーチ
年収600万以上の人向け、8割以上がスカウトからの転職者
※管理職・専門職などのハイクラス向け求人に特化
https://www.bizreach.jp/
それではまた。
人気記事