フリーランスのメールアドレス※仕事や営業にフリーメールはだめ?
フリーランスが仕事や営業で使っているメールアドレスって、意外と大切なんです。
人が持ち物や服装で印象が変わるように、フリーランスのメールアドレスも値踏み(優劣を付ける)されてしまいます。
この記事では、フリーランスが損をしないためにはどんなメールアドレスを使えばいいか、お伝えします。
フリーランスのメールアドレスにフリーメールはだめ
メールアドレスはメールが使えればどんなものでもOkなはずなんですが、そうでもないんです。
すくなくとも、個人用のアドレスと仕事用のアドレスは分けて使ったほうがぐちゃぐちゃにならずに済みます。
仕事や営業に使うメール・アドレスは分けるだけでなく、ドメインも大切です。
ドメインを見ると、どんな素性のアドレスなのかわかってしまうからです。
簡単にいいますと、フリーメールのアドレスだと「ばかにされる(信用されない)」ことがあります。
「仕事にフリーメールのアドレスを使っているようじゃ、必要なところにお金をかけていないいい加減な人なのかな?」みたいに思われて損をします。
フリーメールはタダで使えて便利なのですが、こんなところで見えない損をしてしまいます。
フリーメールの代表はグーグルの「gmail」
「gmail」は誰でも知っているグーグルのフリーメールです。
なので、例えばaaaa-bbbb@gmail.comなら、見た瞬間それと分かってしまいます。
「gmail」が悪いのではなく、フリーメールを使用している人に懸念を持つのです。
「必要なところにお金をかけられないほどきびしいのかな?」なんか不安だな!
メールアドレスが独自ドメインだと
「仕事のためにちゃんと投資をしている人=信頼できる」
これが現実です。
フリーランスの仕事や営業メールアドレスはフリーメールを使うと損する。
独自ドメインを使うべき。
フリーランスのメールアドレスは独自ドメインに
フリーランスの印象を左右してしまうメールアドレスはどんなふうに決めたらいいのでしょう?
ローカル部分
ローカル部分には、個人の名前、業種を使用している人が多いです。
自分の好きなように決められるので、屋号(個人事業の名前)とかでもOKです。
山中さんなら「yamanaka_engineer@~」とか自分の名前と業種をいれてもいいですね。
注意点:ニックネームなどは印象が悪くなるのでNG!読みやすく、わかりやすい文字がおすすめです。
ドメイン部分
ドメイン部分は、xxx.yyyとなっています。
xxxとyyyの間にある . で分かれています。
xxxをドメイン名と言って、自分の好きな文字を選べます。
yyyをトップレベルドメインと言って、決まっているものの中から選びます。
xxxは、屋号(個人事業の名前)とかでもOK。
関連性の高いワードを入れます。
例:歯医者さんなら「haisya.jp」やケーキ屋さんなら「cake-sweets.com」など。
yyyは、たくさんある決まったものの中から選びます。
.co.jp 営利法人用。株式会社など向け
.com 企業、商用サービス、個人が使用
.net ネットワークサービス関連向け
.info 情報発信向け
.biz 商用、ビジネス向け
この他にもたくさんあります。
ですので、例えば
cake-sweets.com
cake-sweets.biz
cake-sweets.info
どれでもOKです。
.co.jpだけは、組織向けですのでなかなか取れないし、価格も高いです。
例:パティシエ山中さんがケーキ屋さんをやっているなら
yamanaka_patissier@cake-sweets.biz
フリーランスの独自ドメイン・メールアドレス作成手順
5ステップあり
- 独自ドメイン取得
- サーバー契約
- 独自ドメイン設定
- メールアドレス作成
- メールソフト設定
1、独自ドメイン取得
独自ドメインの取得は、ドメイン登録の公式サービスを行っている、ドメイン管理会社(レジストラ)で取得します。
費用は1年間で1000~1500円くらいです。
希望するドメイン名を入力して使用されていなければ取得できます。
すでに他の人が取得していた場合取得できないこともあります。
すでに使用されていた場合には、少しワードを変化させ、試してみます。
例えば、cake-sweets.bizが取れなかったら、cake1-sweets.bizなど。
※ドメインを取得すれば、メールアドレスもできますし、独自ドメインのブログも作れます。
2、サーバー契約
フリーメールなどは、サーバーもセットされているのですが、独自ドメインのメールは、送られてきたメールをためておくサーバーが必要になります。
サーバーは、レンタルサーバーを借りるのが普通です。
⇒エックスサーバー
費用は1年間で税込16,500円です。(X10プラン)
もっと安いサーバーもありますが、安定性が優れているエックスサーバーがおすすめです。
このブログもエックスサーバーで運用しています。他のサーバーも使用したことがありますが、ダウンすることが頻繁にあり、諦めました。
※サーバーをレンタルしておけば、メールだけでなく、ブログを何本も運用することができます。(X10プランで十分です)
※エックスサーバーで独自ドメインとサーバーレンタルの両方を契約することもできます。
そのほうが設定が楽かもです。
3、独自ドメイン設定
サーバーの契約ができたら、サーバーと独自ドメインの設定です。
独自ドメインは、インターネットの住所のようなものです。
その住所にサーバーを設定するための紐付け(ひもづけ)が必要です。
ドメインを取得したところと、サーバーのそれぞれで設定します。
4、メールアドレス作成
すでに独自ドメインが取得できているので、好きなアドレスを設定できます。
メールアドレスのローカル部分です。
メールアドレスが決まったら、サーバーに設定しておきます。
5、メールソフト設定
メールソフトは、実際にメールを作成、受信、送信をするものです。
そのメールソフトに記載されている手順に従ってメールアドレスやサーバー設定を行います。
フリーランスの名刺も重要です
メールアドレスと同じように、名刺も信頼されるものにしましょう。
フリーランスの名刺のサンプルは「フリーランスエンジニアが名刺を作成するときのサンプル【最強】」にまとめていますので、御覧ください。
↓フリーランスの名刺はこれで決まり!
まとめ:フリーランスのメールアドレス※仕事や営業にフリーメールはだめ?
※フリーランスのメールアドレスにフリーメールはだめ
⇒フリーメールのアドレスだと「ばかにされる(信用されない)
⇒独自ドメインを使うべき
※フリーランスのメールアドレスは独自ドメインに
⇒ローカル部分とドメイン部分がある
⇒フリーランスの独自ドメイン・メールアドレス作成手順
- 独自ドメイン取得
- サーバー契約
- 独自ドメイン設定
- メールアドレス作成
- メールソフト設定
フリーメールはお金がかかりませんが、クライアントに自分の印象を悪くします。
フリーランスをメインの仕事にするなら、趣味のメールアドレスと仕事のアドレスを分け、さらに、仕事用は独自ドメインのメールアドレスにしましょう。
小さいことですが、効果は大きいです。
自分の気づかないところで印象を悪くしたくないですよね。
それではまた。
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