看護師ってブラック?意外に転職多い!ホワイト病院の見分け方
看護師の仕事ってブラックなの~
ホワイト希望~
この記事では、看護師がブラック仕事で辞めたいと思う、よくある理由や見分け方をお伝えします。すこしでも転職を検討しているなら参考にしてくださいね!
こんな人に向けて書いています。
- 看護師で今の仕事がブラックなのか知りたい人
- 看護師のよくある転職理由を知りたい人
- ブラック/ホワイトを見分けるには?
最後まで読むと、看護師のブラック仕事がどんなものかわかり、見分け方を知って転職を有利にできます。
看護師の仕事を辞めたいと思う人は驚くほど多い!
イメージと違って看護師を辞めたいと思ってる人は驚くほど多いです。日本医療労働組合連合会の『2017年看護職員の労働実態調査』によると、看護師さんの約7割が仕事を辞めたいって思いながら働き続けているようです。
出典:日本医療労働組合連合会の『2017年看護職員の労働実態調査』
「仕事を辞めたい」74.9%の理由をそれぞれ見ていくと、「人手不足で仕事がきつい」が47.7%がトップです!
出典:日本医療労働組合連合会の『2017年看護職員の労働実態調査』
「仕事を辞めたい」が 74.9%で、4 人に 3 人までもが辞めたいと思いながら仕事を続けています。
※仕事を辞めたい理由で多いのは
- 人手不足で仕事がきつい 47.7%
- 賃金が安い 36.6%
- 休暇がとれない 30%以上
仕事を辞めたい理由で2番目の『賃金が安い』って意外ですよね?
看護師さんって給料がいいっていうイメージがありますけど、仕事がきつい割に賃金が安いっていうことなんですね。
看護師が働く『ブラック病院の実態と理由』
ここからは、なぜ看護師が辞めたいと思ってしまうのか、ブラック病院の実態とその理由を紹介します。
勤務時間や勤務体制がキツすぎ
看護師なら夜勤がありますが夜勤中の仮眠が取れないことがよくあります。さらに、3交代制や2交代制が一般的ですが病院によっては深夜勤の後1日休んで日勤になってみたりするので体にきついです。
夜勤明けでも出勤しなければいけないこともあります。
20代の若い時でもやっぱりきついですね。
夜勤の回数も多く休日の深夜から出勤する必要があるのも辛いですね。
深夜勤が明けて朝に帰ってきて、その日が休みでも寝るだけで休んだ気がしない。友達との約束もなかなかできないです。
こんなふうに体を休ませる時間もギリギリの状態で、長く働く続けると体調も崩しがちになります。
このような職場だとブラックと感じるかも!
残業代が出ないって・・・
勤務時間が終わりに近づいても患者さんの状態が急変すればそのまま帰るわけにはいきませんよね。どうしても看護師は残業が多くなりがちです。
残業があることは仕方ないとしても残業代が出ないとなると大きな問題です。世の中の企業では、残業したのに残業代が払われないサービス残業が横行しています。違法行為です!!
経営側のポジションではない限り、働いた時間に対する対価は支払われないと違法です!
もしも残業代の未払いがあるようなら完全にブラックです。一刻も早く抜け出すことをおすすめします。
労働者の権利である、有給や代休が使えない!
次のような状況ならブラックですね。
※有給・代休が取れない
- 病院から緊急で呼び出されてもそれに対する代休が取れない。
- 休日に研修や勉強会に参加しても休日出勤扱いにならず、代休にもできない。
- 有給を取ろうとすると嫌味を言われたり、取れない雰囲気がある。
有給休暇の取得は労働者の権利です。
看護師は常に人手不足という状態にあるので有給を取りにくいというのが実情ですが、これは働く側の責任ではありません。
有給を取れるような人員を確保するのが経営者の責任です。それを長年放置しているようであれば完全ブラックですので一刻も早く抜け出すことをおすすめします。
人間関係の問題やいじめ、パワハラが多い
看護師さんの職場は結構閉鎖的な環境なことが多く人間関係やいじめパワハラが多くなりがち。
※看護師職場のあるある
- 誰かの悪口で盛り上がる
- ちょっとしたことでいじめられる
- 人権を否定するようなパワハラ
看護師の職場は女性比率が高いため、人間関係で悩む人が多い。
どこの職場でも人間関係の問題はありますが、看護師の職場ではミスが許されない仕事ですのでプレッシャーからイライラすることも多いのかも。
もしもいじめやパワハラで悩みながら働き続けているようであれば、出勤するのも辛いし体調も崩れてしまいます。
すぐにでも他の病棟への異動や転職を検討する方がいいでしょう!
看護師がブラックとホワイト病院を見分ける方法!
ここからはブラック病院とホワイト病院の見分け方を紹介します。ブラック病院から抜け出すために転職をしたのにまたブラックに入ってしまっては残念ですからね。
見分ける方法を知ってから転職活動を行えば、ブラックな職場を避けられる可能性が高くなります。
✅一般企業のブラック、ホワイトの見分け方も読んでおくと参考になるはず!
いつも求人が出ている病院ってヤバくない?
いつも求人が出ているってヤバい証拠です。
人手不足なのは分かるけどいつも求人を出しているっておかしくないですか?
かなりの人出不足に陥っていて、もしもそんな病院に入ったら激務が待っていること疑いなしです!
これは病院に限ったことではなく常に求人を出しているような企業はみんな辞めていってしまうか、よっぽど人気がないかのどちらかです。
さらに、いつも求人を出していることに加え、どこの求人を見ても掲載しているような病院もちょっと・・・
かなり深刻な状況が伺えます。
どちらかと言うと避けた方がいいブラック病院の可能性があります!
『経験者限定』って・・・新人教育の余裕がないってこと?
求人票に経験者限定って表記してあるのもちょっと気になります!
即戦力を求めるているのはわかりますが、もしかしたら新人が入ったとしても教育してる余裕がないからかもしれません。
経験者限定 = 即戦力
即戦力を求めている病院に入ること自体は悪いことではありませんが、経験者がどんどん辞めていく埋め合わせの求人だったら嫌ですよね。
経験者限定で募集しているということは経験者が辞めて、すぐにでも埋め合わせが必要という状況が想定され不安です。
本来であれば、求人が経験者限定ではなく『新人さん~経験者』でもOKであれば普通の求人なので安心できます。
給料が妙に高すぎる・・・ ヤバいかも?
給料が妙に高すぎるのもちょっと怪しい。
給料が高いということは、それだけの給料出さないと人が集まらないということを示しています。
もしかしたらとてつもなく仕事がきついか、何か職場に問題があるようなことが想定されます。
もう一つは、給料が高いと思っていたら各種手当が含まれていて高く見えてるだけなんて言うオチがあったりするので『給料高い、わーい』ってぬか喜びしないようにしましょう。求人票は細かいところまで注意し特に給料はなぜその給料になっているのか注意深くチェックしましょう。
院内が汚い・看護師の衣服が汚い病院はヤバいかも?
病院見学の時に院内の清掃状況と看護師の制服を注意深くチェックしましょう。
病院自体の築年数による綺麗さとかではなく清掃状態を見ます。院内清掃や書類の整理がきっちりされ清潔感があればOKですが、そうでない場合は余裕がないブラック企業かも。
汚い病院で仕事なんて嫌ですよね。
それと看護師の衣服もわかりやすい注目点です。
※髪がまとまってなく乱れている、白衣が汚れている。
こんなところからも余裕のあるなしがわかります。
看護師の年齢に偏りがある・・・
病院見学の時に看護師さんたちの年齢層を注意深くチェックしましょう。
まんべんなく年齢がバラけているならOKです。
もしも若い看護師が極端に多かったり、年配の看護師ばかりだったりした場合注意です!
- 若い看護師ばかりということは仕事がきつく年配の人が早々に辞めていく職場
- 年配の看護師ばかりということは職場の雰囲気が悪くいじめなどで若い人が辞めていく職場
こんな懸念があります。
その日の勤務状況で偏りがあるかもしれないので、どんな年齢構成になっているのかさりげなく聞いてみましょう。
看護師が疲れている病院はヤバい
病院見学の時に看護師さんの表情を注意深くチェックしましょう。
人って疲れ具合が顔の表情に出るものです。看護師さんの多くが疲れている表情だったら要注意かも!
仕事上看護師さんは笑顔を絶やさないようにしているかもですが、疲れてる状況での作り笑顔はわかってしまいます。
病院へ転職するなら必ず見学しておきたいですね。
看護師がブラック病院で働き続けるのはリスク!
もしもブラック病院で働いているなら、出来る限り早く転職することをおすすめします。ブラックな職場で続働きけることは損するだけではなくリスクだからです。
※看護師がブラック職場で働き続ける損とリスク
- 体調や精神をやられてしまう
- ホワイトな職場への転職機会を逃してしまう
- 忙殺されるため時間がなくスキルアップができない
患者さんの健康を守るはずの看護師が体調や精神を崩してしまっては、仕事にならないばかりか自分の生活までだめになってしまいます。
我慢してブラック職場で働き続けているとせっかくの転職機会を逃してしまう可能性があります。新卒の看護師なら、すぐにでも転職できますが長い年数を経験してしまうと転職も難しくなります。
ブラック職場で我慢して働き続けることは、病院にとっては好都合ですが『あなたには損とリスク』でしかありません。
ホワイト病院の条件とは?
先に説明したブラックとホワイト病院を見分ける方法から、ホワイト病院に共通する条件が分かります。
転職する際にはホワイト病院に共通する条件を満たす求人を探しましょう。
※ホワイト病院に共通する条件
- 離職率が低く、頻繁に求人募集が出ない
- 教育体制が整っている
- 看護師の経験年数に偏りがない
- 人間関係が良好
- 残業代がきちんと支払われる、サービス残業なし
- 研修や勉強会は勤務時間内
ホワイト病院に共通する条件はわかりましたが、では一体どうやってそんな求人を探したらいいのでしょうか?
実際、自分だけでホワイト病院を探すのは困難です。そんな時は転職支援サービスを利用しましょう。
ブラックを回避し、ホワイトな病院を探すなら転職支援サービスを活用
看護師専門の転職サイトがたくさんある中、多くの看護師さんが利用する、おすすめの4サイトです。
「ホワイト病院の条件」を満足する求人先を探してもらいましよう。
転職支援サービスの担当者は、転職先の内情にも詳しいので人間関係や残業についても確認しておきましょう。
複数サイトに登録すると成功する確率も上がります。
看護のお仕事
- 『看護のお仕事』は日本最大クラスの看護師向け転職サービスです。
- 求人票に出てこない「非公開求人」が豊富なので登録しておくべき。
- 働く前に、どんな職場かわかる内部情報(雰囲気や人間関係を独自に収集)あり。
ナースではたらこ
- 『ナースではたらこ』は日本最大級の医療機関情報を掲載。
- 求人票に出てこない「非公開求人」も登録者限定で紹介されます。
- 「はたらこねっと」「バイトル」でおなじみの「総合求人情報ポータル」の老舗である東証プライム上場企業「ディップ株式会社」が運営
看護roo!
- 『看護roo!』は首都圏・関西・東海の案件数TOPクラス!!
- 求人も豊富なので、看護師さんのいろんな希望に対応。
- 東証プライム上場企業の株式会社クイックによって運営される看護師向けの転職サイトです。
看護プロ
⇒看護プロ
- 看護師が選ぶ気になる看護師サイト、友人に紹介したいサイトで1位
- 口コミ、内部情報をデータベースに蓄積し、リアルな職場環境をお伝え
- 法人との深いネットワークにより未公開求人も獲得可能
美容外科、美容皮膚科専門の転職サイト 『日勤のみの美容系求人』おすすめ転職サイト/エージェント
こちらは、美容外科、美容皮膚科専門の転職サイトです。夜勤がなく日勤のみなのでホワイト企業の可能性が高いです。
😊人気がある割に求人数が限られるため、早いもの勝ち
美容に興味のある人は、検討する価値あり。
- 美容外科求人ガイド
⇒美容外科・クリニック専門の看護師求人(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、愛知県、大阪府)
美容外科求人ガイド 『美容看護師』
公式サイト⇒美容外科求人ガイド
おすすめの理由:
- ノルマがない働きやすい良質な求人のみ紹介
- 利用満足度93%以上、紹介看護師の定着率83%、
- 看護師さんに合わせて日程調整、登録から内定まで“最短2週間”
※業界No.1全国で5000件の求人数、総利用者数10万人以上
美容外科やクリニックの求人は人気がある割に求人数が限られるため、早いもの勝ちなのが実情です!
いいと思ったらすぐに応募しておくことをおすすめします。
看護師は求人が多く転職しやすいのでチャンス!
看護師の有効求人倍率はなんと令和元年でも2.26倍、職業全体1.46倍と比較すると高い倍率です。
看護師は求人が多く、転職しやすいです。
参照:政府統計e-Stat 一般職業紹介状況『職業安定業務統計』をもとに作成。
看護師資格が必須の保健師、助産師も含まれます。
看護師さんは、常に人手不足なのが実情です。
良い看護師さんに来てもらいたいので待遇を改善したり、働きやすい環境の努力をしています。
なので、転職すると今より良い条件の仕事が見つかる可能性が高いのです。
まとめ:看護師として働くならブラックな病院に注意! 知識をつけて成功!
ブラックを避けてホワイト求人を探すコツは
- 『ホワイト病院に共通する条件』を満足する求人
- 複数サイトに登録し、比較しながら活用する
- 転職支援サービスの担当者が合わないときは、すぐにチェンジする
働きつつ転職サイトを活用しながら「こっそり成功」しましょう。
✔『ホワイト病院に共通する条件』に合う職場を探すなら登録しておきたい
✔『日勤のみの美容系求人』美容外科、美容皮膚科専門の転職サイト
⇒美容外科求人ガイド
美容外科・クリニック専門の看護師求人(東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、愛知県、大阪府)
参考サイト:現役ナースが選ぶ「看護師転職サイトランキング」おすすめ21社を比較
それではまた。
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