【契約社員・途中退職できる？】勤続１年を境に退職条件が変わる・・・

07/21/2024

契約社員って途中退職できるの？

心配～

 

この記事では、『契約社員って途中で退職できるの？なにか条件ってあるの？』をお伝えします。

最後まで読むと、「契約社員の途中退職」のことがよくわかります。

 

契約社員って途中退職できるの？

契約社員だと規約期間が決まってます。

気になるのは、途中で退職って出来るの？

心配ですよね、これから解説していきます。

基本的に契約途中の退職はダメ

契約している期間、3ヵ月・半年・1年とかありますが、この期間働くことを労働契約で結んでいますので途中の退社は基本ダメです。

会社側も、契約期間の途中で『仕事がなくなったから退社してください』もダメ。

 

会社側と労働者の合意が得られた場合は、契約途中でも退職できます。

もしも、途中で退職しなければいけなくなった時は、会社側に相談してみるといいですね。

 

『やむを得ない理由』が発生した場合は途中退社ができます。後で説明します。

 

労働期間1年以上なら退職可能

契約期間中であっても、１年以上働いている場合は退職できます。（労働基準法第137条）

例えば、契約が２年で、１年以上働いているなら正社員と同じように退職を申し出て会社の就業規則に従って退職できます。

『やむを得ない理由』なら途中退職できる

１年未満だと、契約中の退職は基本ダメですが、『やむを得ない理由』が発生した場合退職できます。

『仕事が合わない』とか、『他にいい仕事が見つかった』という理由だとやむを得ない理由にならないです。

ですが、会社側に相談してみるといいです。もしかしたら、あと１ヶ月だけはどうしても働いてもらいたいけどその後ならOKなんていう案を提示されるかも。

ハラスメントが理由の場合、言い出しにくいので相談窓口に頼ってみましょう。

 

↓やむを得ない理由のうち、ハラスメントなどの問題は相談窓口に頼ってみましょう。

 

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契約社員が契約満了時に退職

ここからは、契約満了時に退職する場合を説明します。

契約更新されなければ満了で退職

契約社員は、契約期間が決まっていますので、契約の更新がなければ満了で退職になります。

あとは、退職の手続きをするだけになります。

 

契約を更新しないで退職するつもりなら早めに伝える

契約を更新しないで満了日で退社したいと決めたなら、早めに会社に伝えましょう。

契約満了日の１ヶ月前までには次回の契約更新をしない意志を伝えておきましょう。

会社の決まりで退職を伝えるタイミングが決まっているなら、それに従いましょう

 

契約書のサイン前なら撤回できる

契約更新は、書面への捺印やサインで正式に成立します。

ですので、もしも契約するつもりが寸前になって辞めたくなったら捺印やサインをする前に『申し訳ありませんが、退社します』と伝えれば契約は成立しません。

不誠実なので会社と、もめるかもですが、最悪の場合契約更新を断れます。

 

契約社員が退職する時のポイント

ここからは、契約社員が退職する時のポイントをお伝えします。

退職金は無いのが普通

契約社員の場合は、退職金は無いのが普通です。

会社によっては、何らかの『満了に伴うお金』を用意してくれる素晴らしい会社もあります。

それだと、次の仕事が見つかってなかってないで退職したらこまりますよね。

 

契約社員でも、失業保険は条件を満たせば支給されます。

 

条件を満たせば失業保険が支給される

契約社員も条件を満たしていれば失業保険を受け取れます。自己都合か会社都合で違ってきます。

自己都合退職

契約更新の可能性があったけど更新しないで退職、自分の個人的な事情で退職する場合は、『自己都合』の退職扱いになります。

同じ会社で３年以上働いていた場合には失業給付に３ヶ月の制限が付くので支給開始が遅れます。

 

２０２０年１０月１日（令和２年）から、３ヶ月の制限が２ヶ月に短縮されました。
⇒厚生労働省　「給付制限期間」が２か月に短縮されます

 

 

会社都合退職

会社の倒産、パワハラ、モラハラその他、会社の理由で退職した場合は会社都合になります。

契約を会社が更新しない場合は、会社の理由と思いがちですが契約期間が最初から設定されているので会社都合にはならず、『自己都合』なんです。

ただし、『特定理由離職者』という扱いで３ヶ月（２０２０年１０月１日（令和２年）から２ヶ月）の給付制限は付かないことになっています。

 

 

↓下の記事を参考に、自分で失業保険の金額計算が簡単にできます！

 

退職するなら早めに伝える！

契約更新をしないで満了で退社するつもりなら早めに伝えましょう。

会社側は、更新するつもりで人員配置を予定しているかもしれませんので、早めに伝えることで円満退社できます。

会社の就業規則で『契約社員も１ヶ月前に退社を伝える』ようになっているなら、従いましょう。１ヶ月よりも前に伝えるとなおさらいいですね。

 

引き止めはきっぱり断る

あなたの仕事が会社にとって大切であれば、『引き止め』されるかも。

でも、更新する気がないから満了で退職を伝えたわけで、引き止められたからって・・・

きっぱり断るべきです。

 

↓退職の引き止めがしつこい。下の記事で対処のしかたを説明してます。

まとめ：契約社員の退職

契約社員は契約期間の途中で退職できないのが基本。

※契約期間満了で次回更新をしないのなら、早めに伝えておく。

早め早めがトラブルを避けるコツです！

 

↓退職を伝えるタイミングってむずかしい！　断られないようにする方法を説明してます！

 

↓退職時っていろんな書類をもらいます。どんなのがあるか予め下の記事でチェックしておくと安心ですよ！

 

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それではまた。

 

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