【転職時の書類リスト】退職時の返却物と入社で提出が必要な手続きとは
転職時の書類ってどんなものが必要なの・・・
とりあえず休憩~
この記事では、「退職時に返却するもの、受け取る書類」と「入社時に提出する書類」のリストと内容をお伝えします。
こんな人に向けて書いています。
- 退社日と入社日が決まったけど、どんな書類が必要なのっていう人
- 退職するときに返却する物ってなに?
- みんなどうしてるんだろう?
最後まで読むと、「転職時に必要な書類」がスッキリわかります!
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退職する時に会社へ返却する書類・物品
会社を辞めて退社する時には、会社の所有物、会社から供与、貸し出されている物などを全て返却します。私物は持ち帰ります。
返却するものリスト
- 健康保険証
- 身分証明書(社員章)
- 名刺
- 通勤定期券
- 制服・作業服
- PC、スマホなどの備品
- 作成した書類・データ
健康保険証
病院にかかったときに使う健康保険証は、退職日までしか使えません。ですので、退職日に返却します。
もしも、有給消化ですでに会社に行ってないときは、退社日を過ぎたら速やかに会社に返却します。直接持っていくか、郵送で送り返します。
退職後は、転職先が決まっているなら新しい社会で健康保険に入ります。それ以外、例えば自営業やフリーランスなどは国民健康保険に加入します。もしも、働いている家族が健康保険に加入していれば、扶養者になることで健康保険が使えます。
国民健康保険は、住んでいる市区町村役場に退職日以降に行き手続きします。
健康保険被保険者資格喪失証明書と印鑑を持って行き手続きします。
↓退職時の保険証の返却と切り替えをやさしく説明!郵送で返却方法も説明してます!
身分証明書(社員章)
IDカード、セキュリティカード、ロッカーの鍵、車通勤なら駐車証などの社員だけが使う証明物は返却します。
名刺
自分の名前の名刺、取引先からもらった名刺、どちらも会社の所有物になりますので返却します。
通勤定期券
通勤定期券も返却。
- 現物支給されていた場合、そのまま返却。
- 定期券の購入費が出ていた場合、払い戻ししてからその分を返却。
- 定期券の購入費が出ていた場合でも、特に返却する必要なし。
会社ごとに違うので、確認しましょう。
制服・作業服
仕事内容によって、制服・作業服が支給されています。クリーニングをして返却が基本です。
会社ごとに違うので、確認しましょう。
PC、スマホなどの備品
会社から支給されているスマホやノートPC、便利に使っていますが返却します。会社の備品であるボールペンやファイルも返却です。
作成した書類・データ
仕事で作成した書類やデーターは返却します。特に、会社の内部情報やプログラム類も全て返却です。
持ち出すと、業務上横領(犯罪)になってしまいます。
退職する時に会社から受けとる書類
退職するときに受け取っておく書類です。
退職時に受けとる書類リスト
- 離職票
- 雇用保険被保険者証
- 源泉徴収票
- 年金手帳
- 厚生年金基金加入員証
- 健康保険被保険者資格喪失証明書
- 退職証明書
離職票
離職票は、正式名「雇用保険被保険者離職票」といいます。
雇用保険の加入期間や、会社の勤務状況、退職理由などが記載されています。
失業給付金(基本手当)の受給を申請する手続きをするとき、ハローワークに提出しなければならない書類です。
離職票は原則退職日から10日以内に交付されることになってます。
交付されない場合、会社に問い合わせてみましょう。
問い合わせても交付してくれないなら、ハローワークに相談しましょう。
転職先が決まっている時は、離職票はいらない?
結論から言うと、離職票は受け取っておくべき。
転職先が決まっているなら普通はすぐに転職先に入社するので失業給付は受けないでしょう。
でも
- 転職先から求められることもあります
- 万が一の採用取り消し、事情があって入社辞退など予期せぬ失業状態に備える
- もしも、転職先を早期に退職した場合、失業手当の手続きで「前職と現職を足して12ヶ月」にできる
(自己都合退職では、「雇用保険の加入期間が『離職の日以前2年間に』12か月以上必要」)
※退職後の給付金の申請って正しくすると、一人あたり数十万円~数百万円もの金額が違ってくる!
⇒社会保険給付金アシストを参考にチェック!
雇用保険被保険者証
「雇用保険被保険者証」とは、失業保険に加入している証明書です。
失業保険の給付手続きに必要です。
転職が決まっている場合は、転職先に提出が必要になります。
源泉徴収票
会社員なら年末調整って毎年聞きますよね!
- 源泉徴収票:給与・賞与、 従業員の氏名や住所、給与などの支払金額、扶養親族の人数、社会保険料などの金額が記載されています。
- 年末調整:毎年12月に税金の過不足を調整する手続きで、会社がやってくれます。
会社を辞めると、その年の年末調整は、転職先の会社でやってもらうことになります。そのためには、辞めた会社から源泉徴収票をもらって転職先に渡す必要があります。
転職先が決まってない場合や、転職しないなら源泉徴収票を添付して確定申告を自分で行えば、税金が戻ることもあります。
源泉徴収票は、退職後の郵送が多いです。なかなか来ないなら会社に連絡してみましょう。
↓退職時にもらう源泉徴収票は下の記事でくわしく解説してます!会社から発行してもらえない時の対処法を説明してますので参考に!
年金手帳
「年金手帳」は日本の公的年金の加入者であることの証明書です。
会社で保管している場合は受け取って、転職先に渡す必要があります。
なくしてしまったなら、社会保険事務所で再発行してもらいましょう。
↓失業後に国民年金の支払いを免除してもらう手続き方法を説明しているので、必ず読んでおきましょう!
厚生年金基金加入員証
会社員が加入している「厚生年金」とは別に、企業が「厚生年金基金」を設立している場合があります。
「厚生年金基金加入員証」は、その「厚生年金基金」の加入者証です。
ですので、会社を辞め退社後も受けとった「厚生年金基金加入員証」を大切に保管しておき、支給条件の年齢になったら年金を請求しましょう。
健康保険被保険者資格喪失証明書
長い名前ですが「健康保険被保険者資格喪失証明書」は社会保険の資格を失ったことを証明する証明書です。
国民健康保険に加入する場合に必要になります。
退職証明書
自分から申請しないと発行されない証明書です。
かなずしも必要ではありません。
申請できるのは退職から2年です。退職証明書は、労働者が申請した場合、発行が企業に義務付けられています。
こんな場合に必要
- 転職先から提出を求められたりする場合があります
- 失業給付や国民健康保険の手続き時に離職票が手元にない場合
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転職先へ提出する書類
ここからは、転職先へ提出する書類です。
退職した会社から受け取り、提出する
- 源泉徴収票
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
転職先で用意されるもの
- 扶養控除等申告書
- 健康保険被扶養者異動届
- 給与振込届出書
源泉徴収票
退職した会社からもらった源泉徴収票を転職先に渡します。そうすれば、年末調整をしてもらえます。
ただし、退職した年と同じ年に再就職しないのなら自分で確定申告し、払いすぎた税金を取り戻します。この場合は、新しい会社に源泉徴収票を渡す必要はないです。
雇用保険被保険者証
「雇用保険被保険者証」を転職先に渡します。
雇用保険に入るための書類です。
年金手帳
年金手帳を転職先に提出します。
企業によっては、確認後返却してくれますので大切に保管します。
扶養控除等申告書
配偶者や子供など扶養家族の現況を申告する書類です。扶養家族がいなくても「いない」と記入して提出します。
扶養家族がいると税金がやすくなりますので、それらの計算にも使われます。
健康保険被扶養者異動届
転職先で社会保険の手続きに必要ですが、扶養家族がいなければ提出しなくてOKです。
給与振込届出書
給料を振り込んでもらう口座を、会社に届け出る書類になります。
転職先で必要になるかもしれない書類
ここまで必要な書類の説明をしてきましたが、必要になるかもしれない書類の説明をしていきます。
健康診断書・卒業証明書
会社によっては健康に心配がないか、学歴にウソがないのか確認するために健康診断書、卒業証明書を求める場合があります。
入社誓約書・雇用契約書
労働条件が書いてあり、署名・捺印を求められる場合があります。
確認して署名・捺印します。
身元保証書
念書みたいなもので、もしも会社に損害を与えたりした場合、損害を賠償することを約束するもので、保証人が必要な場合もあります。
一部の企業で社員が故意に損害を与えたニュースが出た直後、慌ててこんな書類を用意する場合もあります。
住民票記載事項証明書
「住民票記載事項証明書」は、「住民票」から申請者が希望する項目のみを記載して証明してもらう書類のことです。
市区町村の役場や役所で発行してもらえます。
免許や資格の証明書
仕事に運転を伴う場合や、従事するのに資格が必要な場合などは「免許や資格の証明書」の定時が求められます。
転職に必要な書類を確認しておこう!
転職が決まったら、会社から受け取る書類や転職先に提出する書類にどんな物が必要か確認するためにチェックリストを作っておきましょう。
忘れ物があると後で面倒なので、チェックしながら進めていくとスムーズです。
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それではまた。
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